お子様が口をポカンと開けて呼吸していたり、寝ている時のいびきが気になったりしませんか?
実は、お子様の鼻は大人よりもずっと狭くてデリケートです。
少しの刺激で詰まりやすく、放っておくと中耳炎を招くこともあります。
今回は、鼻づまりのサインや家庭でのケア、受診の目安を分かりやすくまとめました。
専門的なケアについても紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
子供が鼻づまりを起こしやすいのはなぜ?
お子様の鼻の通り道は大人よりもずっと狭く、粘膜もデリケート。少しの刺激で腫れやすいため、すぐに鼻が詰まってしまいます。
また、鼻のバリア機能がまだ発達の途中で、ウイルスや細菌の影響を受けやすく、鼻水が出やすいのも特徴です。
大人のように上手く鼻をかめないことも重なり、放置すると中耳炎を招くこともあるので、早めのケアを心がけてあげましょう。
こんな様子はありませんか?よくある鼻づまりの症状
鼻水が外に出ていなくても、次のような様子が見られたら、鼻づまりを起こしている可能性があります。
- 口をポカンと開けて呼吸している
- いびきをかいている、寝息が荒い
- 鼻をフガフガ、ズビズビさせている
- 母乳やミルクの飲みが悪く、すぐに口を離してしまう
- 夜泣きが増えたり、何度も目を覚ましたりする
鼻づまりを起こす疾患
急性鼻炎(風邪)
ウイルスによる鼻の炎症です。最初はサラサラですが、徐々に白く粘り気のある鼻水に変わっていきます。
アデノイド肥大
鼻の奥の組織が大きくなり、空気の通り道を塞ぐ状態です。激しいいびきや口呼吸が続くのが特徴です。
アレルギー性鼻炎
花粉やホコリが原因。透明な鼻水やくしゃみ、鼻詰まりが季節を問わず長く続く場合は注意が必要です。
副鼻腔炎
鼻の奥に膿が溜まる病気です。黄色や緑色のドロっとした鼻水が続き、中耳炎の原因になることもあります。
病院を受診する目安
こんな時は早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
- 夜眠れないほど息苦しそうにしている
- 鼻水がドロっとして、色が濃くなってきた
- 鼻づまりが1週間以上長引いている
- 耳を痛がったり、しきりに触ったりしている(中耳炎のサイン)
- 不機嫌な時間が多く、食欲が落ちている
特に赤ちゃんは、まだ口で呼吸するのが苦手です。鼻が少し詰まるだけでも、体には大きな負担になってしまいます。「これくらいで受診してもいいのかな?」と迷わず、お気軽にご相談ください。
当院の鼻水の吸引(鼻吸い)について
お家で鼻をかめないお子様のために、当院では医療用の専用機器による鼻水の吸引を行っています。
吸引の際は、鼻の粘膜を傷つけにくい丸い形の「オリーブ管」や、奥の鼻水を直接吸い出せる「金属製吸引管」、そしてシリコン製で安全に奥まで届く「アマツ式吸引管」の3種類から、お子様の年齢や慣れに合わせて最適なものを選び、しっかり吸い出します。
鼻水を吸って通りを良くすることは、中耳炎の予防や、お薬の浸透を助けて回復を早めることにも繋がります。
もし吸いきれないほど奥に溜まっている場合は、鼻の洗浄(副鼻腔洗浄)を行うことも可能です。
「鼻吸いだけで受診してもいいのかな?」と心配せず、どうぞお気軽にご来院ください。
お家でできる、鼻通りを良くするケア
病院がお休みの夜間などは、お家で次のケアを試してみてください。
室内を加湿する
空気が乾くと鼻水が固まり、さらに詰まりやすくなります。加湿器を使い、湿度は50〜60%を目安に保ちましょう。加湿器がない場合は、お部屋に濡れタオルを干すだけでも効果があります。
蒸しタオルで鼻を温める
人肌より少し温かいくらいの蒸しタオルを鼻の付け根に当ててあげると、血行が良くなり、鼻の通りがスムーズになります。(※火傷には十分ご注意ください)
上半身を少し高くして寝かせる
頭から背中にかけてバスタオルなどを敷き、なだらかな傾斜をつけてあげましょう。鼻水が喉に落ちやすくなり、息苦しさが和らいで寝つきが良くなります。
子供の鼻づまりが続くときは豊能郡豊能町の耳鼻咽喉科「西前耳鼻咽喉科」へ
お子様の鼻づまりは、早めに適切な処置をしてあげることで、お子様の体への負担を減らし、中耳炎などの悪化を防ぐことができます。
当院では、お子様の鼻の粘膜を傷つけにくい専用の器具を使って、優しく丁寧に鼻水を吸引いたします。
また、どうしても取り切れない奥の鼻水がある場合には、鼻の洗浄(副鼻腔洗浄)を行うことも可能です。
「鼻水がずっと出ている」「夜寝苦しそう」など、どんな小さなことでも構いません。
お子様の鼻づまりでお困りのかたは、豊能郡豊能町の耳鼻咽喉科「西前耳鼻咽喉科」の小児診療へお気軽にご相談ください。