耳鼻咽喉科が治療する領域は外からでは見えないことがあります。

顕微鏡などの機器を使用し、患部を確認しながら治療を進めることもありますが、患者さんにも確認していただいたほうが良いと判断したもの、よりクリアに患部を確認する必要があると判断したものについては積極的にファイバースコープを使用するようにしています。

いわゆる内視鏡のことで、患部をモニターに写すことができます。
外からでは見えない部分もクリアに見る事ができ、病変の確認や、症状の確認に有効です。

さらに、患者さんご本人や、ご家族の方、保護者の方にも患部を確認していただきますので、安心して治療を受けていただけます。
また、症状は治まっていても完全に治癒していないような場合に、画像で実際の病状を確認していただくことで理解していただきやすく、完全に治癒するまで通院していただくことができ、治癒率の向上にも効果を発揮しています。

私はこれまで大学病院にて難治性の疾患やがんの治療、また複数の市中病院にて耳鼻科領域の外来診察や入院患者さんの管理に携わってきました。

診察時は分かりやすい説明と丁寧な診療を特に心がけております。これまで多くの患者さんを診てきましたので、耳・鼻・喉などで困っていることは気軽にご相談頂けたらと思います。

みなさんに寄り添った良い医療を提供できるように努めてまいります。
よろしくお願いいたします。

院長 西前 德繁